先日、突然トイレの手洗い管から水が出なくなり、タンクにも水が溜まらなくなってしまいました。最初は焦りましたが、落ち着いて状況を確認することにしました。幸い、他の蛇口からは水が出ていたので、断水ではないとすぐに判断できました。 まず、疑ったのは止水栓です。以前、トイレ掃除をした際に、誤って止水栓を閉めてしまったことがあったからです。壁にあるマイナスドライバーで回すタイプの止水栓を反時計回りにゆっくり回してみると、カチリと音がして、ほどなく手洗い管からチョロチョロと水が出始め、タンクにも水が供給され始めました。ホッと一安心です。 こんな単純なことで解決するなんて、と拍子抜けするほどでした。 しかし、数日後、今度は止水栓は開いているのにまた水が出なくなってしまいました。今度は手洗い管の水の出が以前より弱いような気がします。これは止水栓以外の原因に違いないと思い、恐る恐るタンクの蓋を開けてみました。すると、タンクの中にある「浮き球」が何かに引っかかっているように見えました。 浮き球は水位に合わせて上下するプラスチック製の部品で、これが正常に動かないと水がうまく供給されないと聞いていました。 引っかかりをそっと解除すると、浮き球がスムーズに動くようになり、すぐにタンクに水が勢いよく流れ込み始めました。手洗い管からも、以前のようにしっかり水が出るようになりました。[5] 原因が分かれば自分で直せるものだ、と少し自信がついた体験でした。 この経験から学んだのは、トイレのトラブルが発生したら、まずは落ち着いて基本的なチェックをすることの重要性です。止水栓やタンク内部の簡単な確認で解決できることも多いのです。しかし、もし原因が分からない、あるいは部品の交換など専門的な作業が必要だと感じた場合は、無理をせずプロの業者に相談するのが一番だと感じました。安全に、そして確実にトラブルを解決することが大切です。
トイレ上部からの水トラブル!私の体験談